コスパヨカッター

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家賃は賃料だけじゃない!私が後悔した見落としがちな賃貸物件の料金

賃貸物件

 

「引っ越しするなら引っ越しサムライ~♪」と無性に口ずさんでしまう今日この頃。あぁ引っ越したい…。

3月に一斉に引っ越し業者と物件を取り合うように確保し、少々の難があっても「どうせまた転勤するし」と楽観的に考えていたのが、居住2年を過ぎる頃から急激に冷めだします。

この気持ちを紛らわせるため、今回は本当に引っ越す方々へ、私がお金の面で後悔した落とし穴を紹介します。

 

 

仲介手数料は1ヶ月の家賃に消費税までかかる

思い消費税

まず最初に初期費用なのですが、物件を探すときまず注目するのは家賃そして敷金と礼金ですね。ここで敷金礼金が0円だと初期費用が安いと勝手に思い込んで物件を選んでいませんか?

実は初期費用は他にもいろいろかかるのです。

その1つとして大きいのが仲介手数料です。最近では仲介手数料もタダなんていう物件もありますが、そう書いていない場合は、ほぼ仲介手数料はかかると思って間違いないでしょう。

しかも仲介手数料には消費税までかかります。つまり今年から10%ですね。ちなみにこの仲介手数料には管理費や共益費といったものは含まれません。純粋な家賃の1ヶ月分と消費税だけです。なので管理費や共益費を別々に書いている物件は一見トータルが分かりにくいですが、同じ値段なら一色単に賃料だけの物件より仲介手数料が安いということになります。

また駐車場を借りる場合は別途仲介手数料が発生します。ここも基本は1ヶ月分と消費税ですが、駐車場についてはあまり詳しく取り決めがないようで、不動産屋によっては2ヶ月分を取るところもあるようなので契約前に確認しておく方がいいでしょう。

 保証委託料とは、保証人がいない場合、保証会社に委託料を払うことによって保証人のサインなしで家を借りることができるシステムです。

親など保証人になってもらえる人がいる場合この料金は免除になる…そう思い込んでいませんか?

実はそれが通用しない保証委託料必須の物件があるのです。つまり「この物件は保証人ではなく保証会社の保証でないと借りられませんよ」という物件のことです。

保証委託料の初期費用は保証会社によって家賃の30%~1ヶ月分まで様々ですが、不動産屋が契約している保証会社となるため、自分で選ぶことができません。さらに1年更新なので更新料が年々かかります。

私も保証委託料が必須だということを契約の際に初めて知ったのですが、保証人になってもらえる人がいるのに毎年万札が飛んでいく現状が未だに悔しくてしかたがありません。

本当にやっているのか!?部屋の消毒や消臭料金

消臭スプレー

部屋の消毒や消臭はオプションなので、必ずしもしなければならないものではないですが、契約の際に「絶対にした方がいいですよ。消毒しないとゴキブリに食品とか食べられますよ。」と言われ、虫が苦手な私はつい申し込んでしまいました。

しかし、入居後わずか1ヶ月以内に小さなムカデのような虫を発見。不動産屋に問い合わせるも無視。夏には普通にゴキブリも出てきたので慌てて駆除薬を購入して処理。不動産屋曰く「外から入ってくることもあるので、必ずしも完全ではない」とのこと。腑に落ちずに悶々としていたらその年の年末に北海道であの爆発事故が(記憶にない人は下の記事を読んでください)。

dot.asahi.com

これを見て私は確信しました。あの3月のバタバタの繁忙期の中、絶対施工してないだろーーー!!

しかも部屋の消臭って1本1000円の消臭スプレーを撒くだけなの?じゃあ消毒はもしやバル○ン?どちらにせよ、それをやってもらうのに2万円は本当に痛い初期費用でした。

2年ごとにかかる更新料という打撃

更新料

実は今回私が引っ越したくなったきっかけが、この更新料なのです。その額またもや家賃1ヶ月分

こう言っちゃなんですが、今まで地方の転勤ばかりだった私達は更新料を払ったことがありません

更新料の分布図

(出典:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_money/chintai_koushinryou/

上の図で分かるとおり更新料がかかるのは首都圏近郊に集中しているので、地方ではそんなシステムないのです。契約の時に初めてその存在を知ったのですが、3月は家賃と更新料で実質家賃2ヶ月分を一気に払わないといけないとなると給料がほぼほぼ飛んでいってしまいます。これはツライ…。

更新料は地域性があるようですが、だからと言って100%ではないようです。それなら更新料のかからない物件の方を選びたいですね。

支払い方法がクレジットか振込かは後々大きな差となってくる

クレジットカード

 家賃の支払い方法についても不動産屋毎に違います。クレジットはポイントが付くので支払い方法を選べるのであればクレジットがお得です。

しかし今の不動産屋は振込しかしておらず、その振込手数料が借り主の負担となっているため、実質家賃が最初の契約より300円高くなっている状態です。

さっきまで万の位の話をしていたのに、いきなり小さい話だなとお思いですか?

 では例を出して考えてみましょう。

 

家賃を仮に5万円だとします。(本当はもっと高いですが、計算しやすいので)

クレジットのポイント還元率が0.5%だとすると

  50000円 × 0.005 = 250ポイント

振込の場合は逆に手数料を支払うので -300円 です。

これを2年間続けたとするとどうでしょう?

クレジットは 

  250ポイント × 24ヶ月 = 6000ポイント

振込は

  -300円 × 24ヶ月 = -7200円

 

その差は実に2年で13200円。この差が住めば住むほど広がっていくのです。さらにポイント還元率の高いクレジットカードならより差は大きくなります。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の後悔

 

さて今回は賃貸物件の見落としがちな費用について紹介しましたがいかがだったでしょうか?

3月の物件探しは競争になるので不動産屋も強気です。

「お金のことを聞くなんてイヤラシい」なんて思っていると契約の時に予想外の値段の契約書を平然と持ってきたりします。

 遠方に引っ越す場合は契約を郵送と電話でやりとりにすることになるので時間がかかり、契約書で納得がいかなかったから他の物件にしようとしたときに、既に内覧した物件が成約されてしまっていて、合意せざるえなくなってしまうことも多々あります。

気持ちよく新生活を始める為にも、聞きにくいことも遠慮無く聞きましょう。