今週のお題「暑すぎる」となるように、暑いですね!こんなに暑い日はクーラーのきいた部屋でゆっくり…なんてできればいいですが、皆さんのお家は全部屋にクーラーがありますか?
転勤族の我が家はクーラーのある部屋は1つしかありません。
危険な暑さと言われる今日この頃でも、主婦は灼熱の中でキッチンの火の前に…(涙)。
そんなこんなで大変なので、実は今年どこでもクーラーなるものを購入しました。今回はそのレビューを兼ねて使い心地をご紹介します。
コロナどこでもクーラー(CDM-F1019、CDM-F1020)とは
本来の役割は除湿機
どこでもクーラーは、ドラえもんの道具のような商品名ですが、本来は除湿機で電気屋さんでも除湿機のコーナーに並んでいます。
その除湿効果は絶大で、湿度80%を超えるような室内も数時間後には40%台までになってしまうので、今年の梅雨は大変お世話になりました。
CDM-F1019とCDM-F1020の違いは製造年度
CDM-F1019とCDM-F1020の2つの型番を書いているのですが、その違いは何かというと製造年度です。
CDM-F1019は2019年に製造されたもので、CDM-F1020は2020年に製造されたものです。
使用自体は全く同じようで、2020年版のカタログでも下のようにかっこ書きで同じ仕様の欄になっています。
家電量販店では大体CDM-F1020を置いていますが、値段が4万円位します。
CDM-F1019はネットなどで販売していますが、性能は同じなのに大体3万円前後で買えます。
私はYahooショッピングのたのめーるで27,560円で買いました(現在はそれより少し安くなっているようです)。数日で届くし、性能も問題ありません。
※2020年8月24日追記
記事掲載数日後に見るとたのめーるのどこでもクーラーが売り切れになってしまっていました。しかしYahooショッピングでは他の店でも同じような値段で売っているところもありますのでご安心ください。
どこでもクーラーという名前だけどクーラーではなく冷風機
そしてサブの機能としてあるのが冷風機能です。
冷風機とはエアコンのように部屋全体を冷やすのではなく、周りよりも冷たい風を出すというものです。
冷風機としての使い方
冷風機として使う場合は付属のダクトを取り付けます。
部屋全体を冷やすことができないのは、室外機も内蔵されているために、後ろ側やダクトが高温になることと、ドアの隙間にダクトを挟む都合上、部屋が開けっ放しになることが問題でしょう。
それを解決するためにダクトパネルなるものも別売りで販売しているようですが、転勤族の我が家は、窓のサイズに合わせたパネルを買うなんてリスキーなことできません。
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なので、部屋のドアは普段使っているように開けっ放しで実験します。
実際に実験してみた
まずは何もない室温の状態
朝9時頃、6畳の和室で窓は閉め、部屋のドアを開けた状態で実験開始します。
何もしていない状態では温度は31.2℃、湿度は70%です。
扇風機を20分間稼働させた後の室温
続いて扇風機を強の状態で20分間稼働させた時の部屋の様子を見ます。
扇風機を20分稼働させた後、温度は31.7℃、湿度は68%になりました。
時間が9時半くらいになったので部屋の温度は少し上昇したようですが、扇風機による大幅な変化はみられませんでした。
コロナどこでもクーラーを20分間稼働させた後の室温
最後にどこでもクーラーを20分稼働させた後の様子です。
ダクトが少し短いのでドアに挟むようにしているためドアが閉まっているようにみえますが、ちゃんと開いていますのでご安心を。
どこでもクーラーの冷風部分の温度は28.9℃、湿度は71%でした。
先程と比べ、温度が2.8℃下がりました。時間は10時を過ぎているので、もしかすると何もしていない状態の室温はもう少し上昇しているかもしれませんが、それでも室温は若干下げられるということが分かりました。
ちなみにコロナどこでもクーラーには温度や湿度の調整機能はないので、時と場合によっては-10℃の冷風が出ることもあるようです。
危険な暑さの前では、とにかくないよりマシ!
さて今回はコロナどこでもクーラー(CDM-F1019、CDM-F1020)でどれほど涼しくなるのか実験してみましたが、いかがだったでしょうか?
意外と温度差出なかったなと個人的には少し残念な結果だったのですが、それでも我が家ではコロナどこでもクーラーは大活躍しています。
キッチンで煮炊きしているときや食事するとき、今までは扇風機の熱風で我慢していましたが、1℃でも2℃でも冷たい風があると大分違います。
本来はエアコンがあれば一番ですが、危険な暑さの中ではとにかく少しでも涼を感じられるものはありがたいです。
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